【1枚目・要約】猫の治療記録を研究に使わせてください
FIPケア手帳に記録していただいた内容を、猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療に関する研究に使わせていただきたく、お願いいたします。
大事なこと
- 同意されなくても、アプリはすべてこれまでどおり使えます
- 猫と飼い主のお名前は、記号に置きかえます
- いつでも取り消せます。理由は要りません。アプリの画面で同意された場合は同じ画面から、書面で同意された場合は連絡先へのご連絡で取り消せます
- 取り消されても、アプリの中の記録が消えることはありません
使わせていただくもの
日々の記録(投薬・ごはん・おしっこ・うんち・体重・様子)/検査の数値/処方の内容と変更の経緯/治療のけっか/「気づいたこと」のメモ/おしっこ・うんち・ごはんの写真/様子の動画(音声は消します)
使わないもの
検査票の写真/お名前・メールアドレス/ご住所・通院先のお名前/動画の音声
どこに渡すか
共同で研究する方、獣医療の関係者にお渡しすることがあります。どなたでもダウンロードできる形での公開はしません。
知っておいていただきたいこと
- どなたか推測できてしまう場合があります。石垣島でFIPを診ている獣医師は多くありません。治療の内容や時期から分かってしまうことがあります
- 動画には家の中が写ります。撮るときに、写したくないものが入っていないかご確認ください
- 動画の位置情報は、取りのぞけないことがあります。写真の位置情報は必ず取りのぞきますが、動画は形式によって取りのぞけないことがあり、その動画も研究に使わせていただきます。気になる場合は、スマートフォンのカメラの位置情報を切ってから撮ってください
- 一度お渡ししたデータは取り戻せません。匿名化してあるため、どれがどの猫のものか分からなくなるためです
v1 から変わったところ
うんちの写真・ごはんの写真・様子の動画・メモに添えた写真を、新しく対象に加えます。動画の音声は使いません。
詳しくは別紙をご覧ください。ご不明な点は、いつでもお尋ねください。
FIPサポート info@fip.support
【別紙】くわしいご説明
1. だれが行うか
FIPサポート
連絡先:info@fip.support
FIPサポートは、FIPケア手帳を運営する者の呼び名です(プライバシーポリシー第1条と同じです)。研究に使う記録の管理と、研究への利用は、この運営者が行います。
2. 何のために使うか
FIPの治療の経過と結果について調べ、その結果を公表するためです。公表には次のものを含みます。
- 飼い主向けの記事(note.com など)
- 獣医学の学会での発表
- 論文
日本語で読める正確なFIPの情報は多くありません。実際の治療記録を集めて整理することが、これから治療にあたる飼い主の助けになると考えています。
3. 何を使うか
使わせていただきたいもの
| 日々の記録 | 投薬・ごはん・おしっこ・うんち・体重・様子 |
| 検査の数値 | 手で入力していただいた数値 |
| 処方 | 内容と、変更の経緯・理由 |
| 治療のけっか | どうなったか(終わった・再発した・亡くなった・やめた)と、その後の経過 |
| メモ | 「気づいたこと」に書かれた内容(人や病院のお名前は伏せます) |
| 写真 | おしっこ・うんち・ごはんの写真、メモに添えた写真 |
| 動画 | 様子の動画。音声は取り除いたものだけを使います |
使わないもの
- 検査票の写真(猫・飼い主・病院のお名前が写っているため)
- 動画の音声
- アカウントの情報(お名前・メールアドレス)
- ご住所、通われている病院のお名前
今後について
検査票を撮影して数値を自動で読み取る機能を作る予定です。その数値も使わせていただきたいと考えていますが、対象が広がりますので、そのときは改めて同意をお願いします。
4. 写真と動画について
写真と動画には、記録そのものより多くのことが写ります。次のようにいたします。
- 写真の撮影データ(撮った場所の位置情報など)は、送る前に端末で取りのぞきます
- 動画の撮影データも取りのぞきますが、動画の形式によっては取りのぞけないことがあります。取りのぞけなかった動画も、音声を除いたうえで研究に使わせていただくことがあります。撮った場所を知られたくない場合は、スマートフォンのカメラの設定で位置情報を切ってから撮ってください。取りのぞけたかどうかは、動画ごとに記録しています
- 動画の音声は取り除きます。保存の時点で音声のないものを別に作り、研究にはそちらだけを使います。飼い主と獣医師が見るときには、音声のあるものが再生されます
- 家の中が写ることは避けられません。床、家具、部屋の様子、ほかの猫、ご家族の姿。音声を消しても映像から分かることは残ります。撮るときにご確認ください
- 飼い主向けの記事(note.com など)に動画を載せることはしません。記事に載せるのは、文章と、数値をまとめた図表のみです
5. お名前の扱い
猫と飼い主には、お名前のかわりに記号を割りあてます。
メモに書かれた獣医師や病院のお名前は、書き出すときに「獣医師A」「病院B」のような記号に置きかえます。機械で置きかえたうえで、人が目で確かめます。
ただし、完全に分からなくなるわけではありません。石垣島でFIPを診ている獣医師は多くありません。治療の内容や時期から、どなたのことか推測できてしまう場合があります。技術的に避けきれないことですので、先にお伝えします。
6. どこに渡すか
匿名化したうえで、共同で研究する方や獣医療の関係者にお渡しすることがあります。
どなたでもダウンロードできる形での公開はしません。
7. いつまで保管するか
期限は定めていません。治療が終わったあとの経過まで含めて調べたいためです。そのかわり、いつでも取り消していただけます。
8. 取り消したいとき
理由をお伺いすることはありません。取り消しをいただいたあとは、新しく書き出すデータに含めません。
- アプリの画面で同意された場合:同意した方ご本人が、同じ画面(その猫の設定)から取り消せます
- 書面で同意された場合、または画面で同意した方以外の方(飼い主さんなど)が取り消したい場合:上記の連絡先までご連絡ください。こちらで手続きいたします
画面で同意した方以外からの取り消しを連絡先で受けるのは、アプリでその猫を記録している方と、飼い主さんが違う場合があるためです。
ただし、すでにお渡ししたデータを取り戻すことはできません。匿名化してあるため、どのデータがどの猫のものか特定できないためです。この点も、あらかじめお伝えします。
9. 猫を譲渡されたとき
保護猫を新しい飼い主にお譲りになった場合、その時点でこの同意の効力は終わります。
新しい飼い主に改めてお願いし、同意をいただければ続けます。いただけない場合は、取り消しと同じ扱いになります。それまでに集めた記録は、そのときの飼い主の同意のもとで集めたものとして扱います。
10. この文書を変えるとき
内容を変えるときは、改めて同意をお願いします。前の同意のまま、新しい使い方をすることはありません。
11. 同意されない場合
アプリの機能はすべて使えます。日々の記録も、通院に持っていく紙も、複数人での共同記録も、これまでどおりです。同意の有無によって差はありません。
12. アプリの画面で同意するとき
- 同意の画面は、その猫のオーナー(アプリでその猫を登録した方、またはオーナーを受け取った方)に、猫ごとに出します
- 画面には、この文書の【要約】をそのまま出し、【別紙】はリンクで読めるようにします
- 次の4つを確かめていただいてから、「同意する」を押せます
- この猫の飼い主です(保護団体の猫など、飼い主がほかにいる場合は、画面では同意できません。連絡先へご連絡ください)
- 説明(要約・別紙)を読み、内容を理解しました
- 写真と動画が対象に含まれることを理解しました
- いつでも取り消せることを理解しました
- 「同意する」「同意しない」のどちらを選んでも、選んだ日時と、この文書の版を記録します。同意しなかったことも記録するのは、同じことを何度もお尋ねしないためです
- あとから気が変わったときは、同じ画面(その猫の設定)で同意することも、取り消すこともできます
- オーナーをほかの方に渡したときは、§9(譲渡)と同じく、それまでの同意の効力は終わり、新しいオーナーに改めてお尋ねします
2026年10月 FIPサポート info@fip.support
説明文書 版数 v2
2026年10月8日 表記を改めました(アプリの名前と言葉の統一。内容の変更はありません)。